新築で窓の位置を考えるときは、採光・風通し・プライバシー・デザインの4つをバランスよく取り入れるのが大切です。
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窓の位置を決めるときの基本ポイント
1. 採光(光の入り方)
- 南側:一番日当たりが良い。リビングやダイニング向き。
- 東側:朝日が入るので寝室や子供部屋におすすめ。
- 西側:西日は強いので、小窓+遮熱ガラスや庇をつけて調整。
- 北側:直射日光は少ないが、一日中安定した明るさ。書斎やキッチン向き。
2. 風通し
- 窓は対角線上に2つ配置すると風が流れやすい。
- 縦すべり窓や上げ下げ窓を組み合わせると効率的。
- 高窓を使うと暖かい空気を逃がせる(夏の暑さ対策)。
3. プライバシー
- 道路側や隣家側は窓を高めに設置したり、すりガラスを採用。
- 採光は確保しつつ外からの視線を防ぐ工夫が必要。
- リビングや寝室は特に「視線カット+採光」のバランスが重要。
4. デザイン・暮らしやすさ
- 家具の配置も考慮しないと「窓が邪魔で収納やテレビが置けない」ことがある。
- 外観のバランスも重要。窓が不規則だと見た目がちぐはぐになる。
- 高窓やスリット窓を組み合わせるとスタイリッシュで防犯性も高い。
部屋別のおすすめ窓配置
- リビング:南面に大きな窓+東か西に補助窓。視線対策で高窓も活用。
- 寝室:東向き小窓で朝日を入れる。プライバシー重視なら高窓やすりガラス。
- 子供部屋:勉強机やベッドの配置を考え、窓を少し高めに。
- キッチン:手元に光が入るように横長の窓や勝手口近くの窓。
- 浴室・トイレ:換気用に小窓。高窓や縦すべり窓で視線カット。
✅ まとめると、窓の位置は 「光・風・視線・家具・外観」 を総合的に考えるのがベストです。
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