新築住宅を建てる際、将来の生活の質や安全性を考慮して、バリアフリーにしておくと安心できる場所がいくつかあります。特に次の場所はバリアフリー対応を強くおすすめします。
目次(クリックすると見出しに飛びます)
🔑 優先してバリアフリーにすべき場所
1. 玄関・出入口
- 段差をなくす(スロープや上がり框の高さを抑える)
- 手すりの設置
- 広めのスペース(車椅子やベビーカー対応)
2. トイレ
- 出入り口を引き戸にする(開閉のしやすさ)
- 出入口の幅を広くする(80cm以上が理想)
- 手すりの設置
- 将来の介助スペースを想定した間取りに
3. 浴室
- 出入り口の段差をなくす
- 滑りにくい床材の採用
- 手すりの設置(浴槽の出入り・立ち座りを補助)
- 浴室内の広さ確保(介助が必要になった場合に対応)
4. 階段
- 手すりの両側設置
- 踏み面の広さと段差の高さを均一に(安全性向上)
- 滑りにくい素材
- 将来的に昇降機の設置も視野に入れる
5. 廊下・室内の通路
- 幅を広く(最低でも80cm、理想は90cm以上)
- 床に段差をつくらない(敷居の段差も極力ゼロに)
6. 寝室
- ベッドサイドにスペースを確保(介助や車椅子を考慮)
- 寝室からトイレまでの動線を短く、安全に
- コンセントやスイッチを手が届く位置に
🧩 その他のポイント
- 床材の素材:滑りにくく、柔らかさがある素材(例:コルク・クッションフロアなど)
- スイッチやコンセントの高さ:立っても座っても届きやすい高さ(床から70~100cm程度)
- 照明:人感センサー付きの照明で夜間の安全性を高める
- 将来の介護や高齢化への備え:車椅子や介助が必要になっても住み続けられる設計
ご家族の年齢構成や将来の生活をどう考えているかによって、優先順位は変わりますのでお気軽にご相談ください(*^^*)
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