空き家問題や法律について!栃木県の空き家を活用しませんか?

 

こんにちは!
ケンコー建設 代表の大橋です!
ブログ更新久しぶりになってしまいました。

いつもHPをご覧の皆様ありがとうございます。
ここでは、皆様にとってのお得な情報や我々がどのような事業を行っているか?
を随時発信していきます!

さて、今回のテーマですが、
前回、「解体工事」について発信してきました。

前回の鹿沼市での解体工事のブログはこちら

 

ブログを書いた後、「解体工事」に関して、
お客様から問い合わせがありましたので、
「空き家事情や法律について」
少しかみ砕きながらお伝え出来ればなと思います。

また、「私には関係ない!」「自分たちは知らない!」
などと思う方もいるかと思いますが、
あなたが空き家の所持者だった場合や、あなたが空き家の近隣住民だった場合などを考えて頂けたらなと思います。

栃木県内でも増えていて、深刻な問題になっている空き家問題ですが、
空き家の法律や現状を事前に知っておくと、
トラブルなどを未然に防ぐこともできますので、
是非、知っていただければと思います!

空き家とはどんな家か?空き家の定義

「空き家」とは、人の住んでいない状態の建造物を言います。

人が住んでいない・・・というと、長年住んでいない家のように思えますが、
1年以上住んでいない家は空き家となります。

そして、空き家には以下の分類があります。
1)二次的住宅
別荘や、普段住んでいる住宅とは別に寝泊りなどをしている住宅

2)賃貸用の住宅
賃貸のために空き家になっている住宅

3)売却用住宅
新築や中古など、売却のために空き家になっている住宅

4)その他の住宅
上記以外の人が住んでいない住宅
親の家を相続したものその家に住まない場合は、
「4)その他の住宅」の空き家に該当します。

空き家問題、空き家事情

現在、日本全体で「空き家の問題」が止まらない深刻な状況になっています。

空き家になる理由は、家に対するニーズが減少、
つまり、買いたい人より売りたい人が多くなっています。

また、高齢化により不要な家が増え、少子化に伴う人口減少により人自体が減っているという社会全体の問題が根底にあります。

大変残念ですが、今後も高齢化と人口減少という状況は続くことが予想されていますから、
問題解決は簡単ではないことがわかります。

総務省が発表した最新の「住宅・土地統計調査」では、全国の空き家数は過去10年間で89万戸増えて、
846万戸、空き家の割合も13.6%と過去最高の水準に到達しています。

更に、「このままだとよりハイペースで空き家が増える」と危惧する声もあります。
ある研究所の発表によると、2033年には国内の空き家数は1,955万戸、
空き家率も現在の2倍の27.5%になると予想されていずれも深刻な状況には間違いありません。

 

空き家に関する法律について

上記に示したことで、空き家事情の深刻さがわかったと思います。

次は、空き家に関する注意してほしい法律の問題をお話ていきますね。

「私の親は元気だし、空き家問題はあまり関係ない」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は、空き家の法律に関わってくるのは、
「空き家の所有者」だけでなく、
「空き家の近隣の住宅にお住まいの方」にも関係してくるのです。

それでは、順番にお話していきますね。
深刻な空き家事情に歯止めを掛けようと、
H26年11月に「空き家対策特別設置法
という法律が成立しました。

この法律は、簡単に言えば、
「空き家は危険でトラブルの元だから、放置しないで早く処分して下さい!」
とのことです。この法律を知らない人と「損」します!

空き家を放置すると損をする理由

1)空き家を放置すると?
①台風・地震の災害
②空き巣・不法侵入
③雑草が伸びて景観が悪化
④手入れできず悪臭の発生

2)もし、上記のことが起こったら?
①放置して倒壊・保安上の危険
②衛生上有害
③適切な管理をせず景観を損なう
④その他・放置が不適切

このように、空き家の所有者だけでなく、
空き家の近隣の方に二次被害が起こる可能性があり、
空き家を放置することで、トラブルが起きる可能性があります。

上記の項目の「どれか」に該当すると・・・。

「特定空き家」に指定されます。

3)特定空き家に指定されると・・・。
行政指導の対象
②固定資産税が最大6倍
③命令に従わないと罰金(50万以下)
強制撤去(費用はあなたから徴収)

このような行政指導や罰金を科され、「損」する可能性があります。
つまり、「国からの空き家は放置しないでください」というメッセージです。
それほど、空き家事情は厳しい状況にあるということです。

 

空き家問題、空き家事情まとめ

空き家事情について理解を深めていただけましたでしょうか?

このような空き家事情があり、
そして、それに絡む法律があり、他人事ではないということがわかっていただけたかと思います。

法律の件もありますが、
それよりも大切なことは周りの安全や私たちが住んでいる地域をキレイに保つために
自分たちが考えて行動することが重要だと私たちは思います。

もし、
「空き家があってどうしたらいいかわからない!」
「解体工事ってどれぐらいかかるの?」
「空き家をリフォームして住んだり、売ったり出来ないかな?」
などなど多数の相談も受けています。

その際は、我々、ケンコー建設にお任せ下さい!
幅広い提案をさせて頂きますよ!

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